証券に対する不安
現代は日本をはじめとするほとんどの先進国の企業は「株式会社」として成り立っており、「株式」を発行、売買することに携わっている会社は証券会社です。企業が会社の運営に必要な資金を集める時に利用する1つの手段として証券会社があります。今回は証券会社のことについてお話したいと思います。
預けた資産の管理の仕組み
証券会社の口座開設後、投資家ごとに株の取引や資金を管理する口座が作られ、この口座で管理されている資金や株式は証券会社の資金とは別となります。
また、投資家の口座とは別で管理する法律が義務つけられており、現金に関しては信託銀行等に信託しています。株式に関しては、証券保管振替機構が投資家や証券会社の代わりにすべての上場企業の株式を管理しています。万が一、証券会社が倒産した場合でも投資家の資金は守られます。
リスク、手数料
投資をすると、買うときの値段より売る時の値段が安ければ損をします。この損が発生する確率をリスクと言います。
株式は投資する銘柄の業績によって株価が変動し、信用信託は投資する対象によって違いがあります。ファンドに入っている銘柄が国内外の債券や株式、不動産等の投資先によって内容や度合いが変わってきます。外国為替にある「為替レート」はさまざまな要因で変動するため、注意が必要です。投資する際は商品に対してのリスクを理解しておきましょう。
投資にかかる費用は株式の場合、売買の際、手数料が発生しますが、投資信託は売却時に手数料はかかりません。商品によって費用や手数料が異なりますので投資前に確認しましょう。